アキレス腱を切って幸せになった2012/11/25 00:25

相変わらずご無沙汰ぶりの更新です。

さて、去る10月14日に右足のアキレス腱を切りました。
神奈川県バドミントン社会人リーグの最終日、
第一ダブルス、第二シングルスという役回り。
全ての試合がファイナルまでもつれるという接戦、
そして最後は残留を賭けた1戦の第二シングルス。

負けられないという思いが、
身体の限界を察知するのを鈍らせたようです。

前に落とされたシャトルを取るために踏み出そうとした瞬間、
身体の中に響く音を聴き、
「あ、切れた」と感じて倒れ、そのまま試合終了。

救急車で最寄りの病院にて簡易ギプスの処置を受け、
次の日は有休を取って日帰り手術、
それから今日に至るまで東新宿まで通勤しています。

そうそう、チームはその次の女子シングルスの金星でどうにか残留できました。


あーなんて痛い話。


なんですが、
アキレス腱を切って、わかったこと、感じたことがたくさんありました。

①世の中のバリアフリーについて考えるようになりました。
エレベーターのありがたみ、
下りエスカレーターはやっぱり必要!
相鉄線横浜駅のエレベーターアクセス悪すぎ!とか。笑

あと、都営バスもたくさん利用していて、
電車とはちょっと違った時間の流れ方をするバスが好きになりました。


②舞子ちゃんとの時間が増えた
10月15日が舞子ちゃんの誕生日だったんですが、
アキレス腱断裂してまで、有休を取得するという身体を張った想いやり。笑

舞子ちゃんは個人事業主の働き方で、
これまではかなり夜遅くまで働いていることも多かったのですが、
自分で裁量できることもあり、
日帰り手術はずっと付き添ってくれて、
その後もかなり早く帰ってきてくれるようになりました。
そのおかげで舞子ちゃんのご飯も頻繁に食べられるようになって
(舞子ちゃんの料理はとてもおいしいのです!)
コミュニケーションの時間も取れて、
結婚式の話も進んでいます。

何か目標に向かって頑張っていくのももちろん大事だけど、
二人でくだらない妄想話で盛り上がって笑っているこの瞬間の幸せが、
実は人生の中で凄く貴重なものなんじゃないかと思っています。


③本当にやりたいことを思い出した
経済的に自由になりたくて、そのために最近取り組んでいたアプリ開発が、
松葉杖のせいで通勤電車内でPCを広げられなくなってしまい、
一気に頓挫してしまいました。
今はある程度余裕ができましたが、
当初は松葉杖で通勤するだけで一日の体力を使ってしまい、
帰ってはご飯を食べてバタンキューの生活。

要は、生活が非常にシンプルになりました。
仕事と家の往復と言ったらつまらないけど、
その間にいろいろ予定や考えることを詰め込んでいたおいらは、
それによって、なんというか、
一言で表すとリセットした感じになりました。

で、思い出したんですね。
自分のやりたいと思っていたことが。
生活クラブという選択肢は、間違っていなかったとは思うけど、
それはあくまでも「狭められた選択肢」からの選択だったということ、
狭められる前に自分が何を考えていたのか、
そういうことを思い出しました。

もう今年度を終われば生活クラブ職員歴も5年。
早いものです。


具体的な話はまた今度にしますが、
今は舞子ちゃんとの時間を大切にして、
新たな目標に向かって準備をしている、
今、この瞬間が幸せです。

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