5月振り返り2008/06/10 01:32

気づけばあっという間に5月が終わり、
6月も三分の一が過ぎました。
時間の加速度が増す今日この頃です。

5月もいろいろありました。
1日 修論経過報告発表
3日 姉の結婚式
4日 つくばカピオでのダンス公演
13日 ドイツ語サークル新歓
18日 バレエの舞台を初めて観る
20日 相撲を初めて観る
24日 山形高畠で田植え

などなどです。
こうやってみると日々頑張っているように見えますが、
5月はぐうたらな日々がすごく多かったです。
一年の計は元旦にありと言いますが、
元旦に計った「寝すぎない」は
5月の爽やかな気候を前にはかなく敗れ去りました。orz
一時は平均の睡眠時間が10時間くらいだった時期もありました。


6月はいよいよエンジンをかけていかないと、
諸処の物事に支障が出始めるので、
頑張っていきたいと思います。

自分は追われている時の方が活きが良くなるようです。
高校の時なんては、
「ゆっくりする時間が欲しい」と嘆いたものでしたが、
時間に追われる生活に慣れてしまうと、
時間が余ると寝てばかりになってしまいます。

今更ながら、メリハリのある生活の重要性を感じています。

踊りん坊侍セカンド2008/06/10 01:59

2008年6月6日19:30〜
@光が丘IMAホール

1 み
おいらの友達の石山くんが出ていました。
彼を観たいのが半分、
今が旬の男性コンテンポラリーダンサーを観たかったのが半分です。
楠原さん率いるAPEが踊るこのタイトルは、
動きにがカノンのように繰り返され、
見てるほうの頭を疲れさせません。
石山くんのピンクのシャツに、
衣装の田村さんのセンスを感じます。
全体の構成もコンテンポラリーの中ではまどろっこしくない感じで、
たくさん動いているんだけど、全体としてはシンプルな印象で、
愛を求めていたり、
振り絞っていたり、
嫌がっていたり、
感情が素直にでている気がする作品です。
楠原さんはまさにコンテンポラリーダンサーな動きをする人で、
コンテンポラリーダンスとしての磨きがすごく感じられる人です。
石山くんが動きで勝っていたのはジャンピングヘッドだけでした。
頑張れ石山くん!
石山くんと楠原さんのことばかり書きましたが、
一番のお気に入りは辻田さんです。
とても良く動けるし、
純朴な感じが、観てる方を素直に観たくさせてくれます。


2 XXX(トリプルエックス)
新上さんはファンクラブがあると聞いたのですが、
やっぱりすごくかっこいい人です。
踊りもかっこいいんです。
素早い動きがメインで、
観てる方も動きたくなってきました。
ダンサー魂を引きずり出すような作品ですね。
他のメンバーの人たちも動きにキレがあり、
特に山田さんと浜手さんの動きは
女性のしなやかさとキレが際立って素晴らしかったです。
前書きには
「出演者のみんなの・・・を見て欲しいです」
と書いてありましたが、・・・はなんだろう?
「個性」?でもそう書くとありきたりだから書かなかったのかな?
出世欲」だったりして(笑)


3 ♪lie lie lie♪
この方、中村隆彦&チャーハンはお初にお目にかかります。
面白さは、コンドルズ的な面白さに近いですね。
違うのは、女性を上手に演出していること
(コンドルズは女性がいないからコンドルズなんだけど)。
おばちゃんダンサーを見事に演じたお二方は、
武元さんはおいらが生まれた頃にコンテンポラリーで日本一になっている人でなんですが、野中さんはネットで検索してもでてきません・・・。
他の人たちもそれぞれの良さが生きてて、
楽しい〜と思える作品でした。


4  from point to point
能美さんなんですが、
あんまりおいらは能美さんのセンスは合わないようなんですよね。
石山くんに「全体的にどうだった?」と聞かれて、
客出しの人ごみの中で
「能美さんの以外よかった」と言ってしまって、
石山くんと田村さんをおどおどさせてしまいました・・。
きっとお話したらまた違うように見えると思うんですが、
いまいち新しさを感じない、というか、
踊りが体に響いてこないんですよね。
平山先生とのデュオの時(DANCE SELECTION @THE PIT の「シャコンヌ」)
の時も、
動きのキレに物足りなさを感じました。
おいらが踊りを見始めたのがつい最近のことなので、
見る目も決して確かではないんですが・・・。


全体としてはとってもキャストにも恵まれ、
すごく楽しめる舞台でした。
改めて踊りたくなりました。


あ、ちなみに、
賛否両論があると言われているポラ子のポスター、
おいらは大好きです。

人の強さと弱さ2008/06/20 06:32

高校の時、「卒業文集」ってありましたよね?
うちの高校も変な高校でしたが、ちゃんと卒業文集がありました。
で、おいらはその時の文集制作委員に、なぜかなっていて、
メンバーも「なんでこんなメンバー?」みたいな、
笑っちゃうくらい共通点の無いメンバーだった気がします。
でもそんなメンバーだからこそ案外面白いものが作れたりして、
うちの代の卒業文集は「文庫本」です。
460ページを越える大著(笑)です。
いわゆる「文庫本サイズ」で、新潮文庫みたく背表紙は水色。
ご丁寧にバーコードやらなにやらも本物そっくりです。

誕生日順に一人見開き1ページを担当して、
無地のページに好きなように書くのですが、
その時においらは2つの詩を書きました。
詩なんてものは普段は書かない人間なのですが、
あの当時は今よりもなんでもありな人間だったので(笑)、
思ったことを勢いで書いたんだと思います。

でもですね、これがまた、自分で言うのもなんですが、
いつまで経っても自分の中で色あせない作品なんです。
だいたい、自分の所産なんて、3年もすれば3年前の自分の未熟さにあきれるためのものくらいでしかないのですが、
この2つの詩だけは6年経っても「今もそう思う」と思えるんですよね。
・・もしかして自分、成長してない?!Σ( ̄ロ ̄lll)
まぁまぁ、今の自分の根幹を作った高校時代の、まさに集大成とも言えるものです。
今回はその中の一つを紹介しようと思います。
ちょうど、最近の悲しい出来事とも絡んでくると思うので。

ここまで書いといてなんですが、
あくまでも自己評価の「色あせない」なんで・・・。


---
自分の力なんて
これっぽっちもありもしない。
みんな、マワリのちから。

凄い奴になるんじゃない。
凄い奴にしてもらう。
ダメな奴になるんじゃない。
ダメな奴にされるんだ。

だから
ソンナ目デミナイデ

天空を仰ぐブロンズ像
そこに立つ自分は
なにで出来ているのだろう。

歓喜の涙が流れない。
おいらは、ヨワイ。

強くなりたい。
ぼくは、ヨワイ。

---

秋葉原で起きたあの事件で、
犯人に嫌悪の感情を抱くのも自然かと思います。
しかしメディアもやっと取り上げ始めたように、
犯人をそこまで突き動かした「マワリ」(社会とか、環境とかいわれるもの)とはいったいなんだったんだろうかと思います。

人は生まれながらに平等だ、
なんてたいそうなことは言えませんが、
でも生い立ちや生きてきた環境次第で、
人はよくも悪くもいくらでも変わるものだと思います。

高校3年に「おいらはヨワイ」と書いて、
今を顧みると、
やっぱりヨワイ。
でもヨワイからこそ、
理解できることがあるなぁと思ってみたりもします。

「馬鹿は死ね」
「這い上がれない奴が悪い」
「努力しないからだめなんだ」
なんて、おいらはとてもじゃないですが言えません。
人は支え合って、刺激し合って生きていくものだと思います。
支えも無く、刺激も無ければ、人として生きるのはとても難しいんじゃないかと思います。
一人暮らしで誰にもコントロールされない日々を送っていると本当にそう思います・・・。
一人でもしっかり立って頑張れる人は本当に「強い人」だと思いますが、
人間は基本的に強い仕様にはできていないようです。
だからある人の所行をその人だけのせいにはおいらはできません。

じゃぁ、全部「人のせい」にしていいのかと言えば、
そうではないでしょう。
人は人とつながることによって愛情を注がれて、期待もされるし、責任も託される。
神を信仰する人は「神が見ている」と言いますが、
神にまで昇華させなくても、
「親が悲しむ」「お世話になった先生のために」「友達がはげましてくれるから」「あいつには負けたくない」と、自分を自分としてつくりあげてくれた人たちのことを考えれば、
私たちが人道的な人生を送るための道は自ずと見えてくるはずです。
少なくとも悪いことをしそうになったときのブレーキにはなるんじゃないでしょうか。



それにしても歯止めがかからないこの国の「病理」の治し方は、実はみんなわかってるんじゃないでしょうか。
「監視」?そんなことを言うお偉いさんは愚の骨頂です。



あー、アパート飲み早くやろうっと。

一息。2008/06/28 04:05

”我々のこれまでの思考に基づいて形成されてきた世界の諸問題は、それが作られた時と同じ思考法に頼っては解決され得ないのだ”
(アルバート・アインシュタイン)



なるほど!


・・・修士論文中間発表に向けて激闘中です・・・。