コンセプトの不在2010/06/06 22:46

うちの姉は、きっといいコンセプトで子育てをするに違いない。
なんだかうまくまとめられなかったけど、
それはブランクのせいだ!ということにして、そのままアップしちゃいます。



僕らの世代がどんどん就職しています。

働くってことは、けっこう大変なことで、
ほぼみんながストレスに耐え忍んでいます。
すでに何人か辞めた人も知っています。

そりゃぁ、通勤電車があれだけ殺伐とするのは無理はないなぁと思います。
「他の仕事に比べたらここは天国みたいなものだ」と、以前に他の仕事をしていたうちの先輩職員は言います。
いい仕事ができている、とは思いますが、楽とは言えないなぁ。
みんながそんなに辛い仕事してるんじゃぁ、
みんなの心に余裕なんて生まれないし、
いい世の中になるわけないですよね。


今の若者は我慢ができない、とか、根性がない、とか、
何かと言われていますが、
多くの若者をそうさせた教育や社会状況を読み取った上でこういうことを言う人は、いったいどれくらいいるんでしょうか。

こういう時代にこそ、「言葉」が大変な重みを持ってくると思うのですが、
政治はもはやリーダー不在の状態。良き言葉でまとめてくれる人たちは、日本の中枢にはいないようです。
いや、それすらも、「若者」と同じように、「ダメ政治家」というのは作られている気がします。

たぶん、メディアに。

とはいえ、メディアが望んで社会をダメにしている訳ではなくて、メディアは視聴者の望むものを一生懸命提供した結果、だめになっていくという・・・。


何をやるにしても、ありがちな「ぐだぐだになる要件」というものがある気がしています。
それは、「コンセプトの不在」です。

「最終的にこういうことを達成するために何かをしたい/つくりたい。というのは、こういう意図があって、それは誰のためで、どう転んでもこういう失敗はないように」という方法を取るのが必要なのですが、

最低県外に基地を移設する、
というだけだと、
最終的に米軍基地というのを日本の中でどういう位置づけにしたいのかもわからないので、じゃぁ沖縄県民のためなら他の国民はどうなってもいいのか、って話になるし、それがわからないから結局沖縄に戻って来ちゃう、
という「ぐだぐだ」。


W杯日本代表も、教育現場も、ストレスの多い職場も、

「コンセプトの不在」、ありませんか?

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